■ ID | 82 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 初期水稲農薬が水田に生息する非防除対象節足動物に与える影響 Effect of rice agricultural pesticides on untarget Arthropods. |
■ 著者 | 嶋田知英
Tomohide Shimada
埼玉県環境科学国際センター 小川和雄 Kazuo Ogawa 埼玉県環境科学国際センター 三輪誠 Makoto Miwa 埼玉県環境科学国際センター 斎藤茂雄 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 関東東山病害虫研究会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 関東東山病害虫研究会報、Vol.51、167-170、2004 |
■ 抄録・要旨 | 水田に生息する非防除対象節足動物であるアキアカネSympetrum frequens幼虫に対する初期水田農薬の殺虫活性を調査した。初期水田農薬のうち、殺虫剤6剤、殺菌剤3剤、除草剤3剤について基準使用量による殺虫活性を調査したところ、殺虫剤では、カルタップ塩酸塩、カルボスルファン、ベンフラカルブ、イミダクロプリド、フィプロニルはいずれも高い死虫率を示したが、ピメトロジンの殺虫活性は認められなかった。また、除草剤、殺菌剤の殺虫活性は認められなかった。さらに、模擬水田における、田面水のイミダクロプリド及びフィプロニルの動態を調査したところ、施用38日後に、イミダクロプリドは、検出出来なかったが、フィプロニルは、高い濃度を維持した。 |
■ キーワード | アキアカネ、水田、農薬、天敵 |
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